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天描の世界

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大地に根ざす四季折々の花々や草木に姿を借りて、点だけで描く「こころのかたち」を天描画と呼びます。

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2007年1月制作

2007年の黎明を祈念して
『南天(なんてん)の実』を描き上げました。
サイトでの更新では『天描の華』第4作目となります。
この画の副題を『凛(りん)』と名づけました。

古くからの言い伝えから、今も正月飾りとしては必ずといっていいほど
年末の花屋さんの店先に並んでいます。
福寿草との組み合わせの寄植えなどはその典型といえます。
「難を転じて(南天)福と成す(福寿草)」まさに縁起物だったわけです。
故事にいう「災い転じて福と成す」に起因します。
もちろん単なる迷信として捉えるより、先達の深き知恵のひとつとして
位置づけるのも否定できない考え方といったほうがいいでしょう。

ただ、『天描の華』に描く『南天(なんてん)の実』の立ち位置は
前述のそれとは全く異なります。
副題に据えた「凛」とした姿にあります。
天に向かってすっくと立ち上がるその姿にこそ
まさしく人としての「正々堂々」の立ち居振る舞いを、見たからに他なりません。
いま、これを描いた時代背景をご理解ください。

ここで、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが
もう一点、疑問にお答えしておきます。
主題の『天描の華』が「花」ではないということについてです。
これは言葉遊びでも何でもありません。
「心というフィルターを通して昇華した花や木」が『天描の華』となります。

※画像をクリックすると拡大画像がごらんいただけます。

★天描の華 スライドショーもお楽しみください。

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by tenbyou-world | 2007-01-01 00:03 | 天描の華